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特別支援学校教諭免許を取得できる通信制大学。通信講座・難易度・合格率・給料。

肢体不自由者に対する特別支援学校とは?

肢体不自由者に対する特別支援学校では、肢体不自由な障害をもつ児童が適切なケアの下で、一般教育課程を学んだり、自立した行動ができるように少しずつ訓練を行っています。年齢に応じた教育で、高等部では職業訓練まで行います。

肢体不自由者に対する特別支援学校とは

肢体不自由者に対する教育を行う特別支援学校では、肢体が不自由な児童が教育を受けています。特別支援学校に通うのは、補装具などを使っても歩行や筆記といった日常の動作が困難な児童や、医学的観察指導が常時必要な児童です。

たとえば、必要に応じて痰の吸引をしないと呼吸が困難になったり、経口の摂食ができずに経管栄養を摂る必要があるなど、医療的なケアを必要とされる場合は、一般の学校では対応できないこともあって、特別支援学校で専門知識をもつ教員の下で教育を受けることになります。

そのため、肢体不自由者に対する教育を行う特別支援学校の教員やスタッフには、肢体不自由者の運動面についての知識だけでなく、医療面で適切かつ迅速なケアができることも求められるのです。

日常生活の動作についての訓練も

肢体不自由者に対する特別支援学校では、一般の学校と同様の学科を学ぶだけでなく、身体の状態に合わせて少しずつ自立した行動ができるような指導も行われます。

通常の学習用具では勉強することが困難な児童も多いため、補助具を使用したり、コンピュータを導入するなどして、少しでも学習の困難が軽減できるように工夫されています。

肢体の動きについては、補助具を適切に使うことによって、日常生活の動作ができるような指導も行われます。補助具の使い方を学ぶことも、肢体不自由者にとっては重要な学習のひとつなのです。

肢体不自由者の中には、知的障害や言語障害を併せ持つ児童も多く、こうした児童に対しては肢体についての指導だけでなく、知的障害などに合わせた教育を行うことも必要になります。

ひとりひとりの状態に合わせた教育になるため、教員にも肢体不自由はもちろん、知的障害などについての知識も必要になりますし、適切な対応をすることが求められます。

高等部では職業訓練まで

視覚障害や聴覚障害などの特別支援学校では、高等部になると社会に出るための職業教育が行われるようになりますが、肢体不自由者の場合はどうしてもそれが困難な場合が多いです。

最近は、肢体不自由者が通えるような小規模施設も増えてきていますが、障害の状態によってはそれも困難なケースもあります。今後は装具の進化やコンピュータの導入などによって、重度の肢体不自由者も社会参加できるような仕組み作りが必要になってくるでしょう。